一般的にモンテカルロ法は数学用語の一種として使われていますが、実はカジノギャンブルの世界にも同じ「モンテカルロ法」という名前の攻略法が存在しています。
ギャンブルのモンテカルロ法は数学のそれとはまったく異なり、簡単なメモ書きをしていくだけで誰でも簡単にカジノでの勝利を得られる魔法のようなシステムとなっています。
しかし、数学よりも簡単とはいえモンテカルロ法を使いこなすためには基本的な知識とコツを知っておくことが大事です。
ここではモンテカルロ法を使うのに向いたオンラインカジノでの運用方法と合わせて、モンテカルロ法について解説していきます。
モンテカルロ法は数あるシステムベットのうちの一つ
ギャンブルのモンテカルロ法はシステムベットと呼ばれる攻略法の一つです。
システムベットとは賭け方に一定のルールを設けて、徹底してそのルールに従った機械的な賭けを続けるという攻略法になります。
システムベットはギャンブルよりもむしろFX取引のような場面で使われていることが多く、安定した利益を出すためには勘に頼ることのないシステムベットの存在はほぼ必須となっています。
モンテカルロ法はギャンブル用システムベットの中では少し複雑な部類に入りますが、それゆえに効果は絶大です。
システムを成立させるために必要な条件は、配当率が2倍か3倍で固定されており勝率が50%に近いゲームを選ぶことです。
配当2倍で固定されるカジノゲームはルーレットの2点賭けかバカラのプレイヤーベット、あるいはシックボー(大小)になります。
ブラックジャックでも可能ですがブラックジャックは普通に進めるだけでかなり頭を使うため、システムに従うだけで賭けを続けることのできる半自動化されたゲームの方が向いています。
また配当が3倍で固定されるゲームはルーレットの3点賭けのみなので、モンテカルロ法を使うのであればルーレットが最適といっていいでしょう。
メモが必要なためオンラインカジノで使うのがおすすめ
モンテカルロ法の特徴はゲームの進行に合わせて簡単な数字をメモしていき、それに従って賭け金を決めていくところにあります。
ゲーム中にメモを取ることはリアルのカジノでは禁止されている場合もあるため、その点だけ見てもモンテカルロ法は基本的にオンラインカジノで使うのに向いているといえるでしょう。
また、オンラインカジノのソフトウェア式ルーレットであればホイールを回すタイミングも自分のペースで決められるので焦ってメモ書きを間違えるといった単純ミスも防ぐことができます。
ルールに従って数字の並びを変化させていく攻略法
モンテカルロ法の具体的な内容は以下の通りです。
まずメモに「1・2・3」など基本となる連続した数字を3つ書きます。
パソコンでオンラインカジノを遊んでいるならメモ帳アプリなどを同時に開いておくと便利です。
実際に賭けをする際はこの数字の「左右両端にある数字を足した額」を賭けます。
ドル単位であれば一度目は「1・2・3」なので1+3の4ドルを賭けます。
ここで勝てばそれで利益確定してシステムの最初に戻り、負けた場合は「1・2・3」の横に今負けた「4」を追加して続行します。
次は「1・2・3・4」になった数列の両端を合計した5ドルを賭け、負けた場合はまた数列に「5」を追加して続行です。
このように「数列の両端の数字同士を足した額」を賭けて「負けたらその額を右端に追加して続行」を繰り返すのがモンテカルロ法のシステムパターンになります。
そして、何度か連敗した(数字が追加された)段階で勝利した際には配当倍率によって両端の数字を削除します。
配当2倍で勝利したら両端の数字を1つずつ削り、配当3倍で勝利したら端から2つずつ計4つの数字を一気に消します。
たとえば「1・2・3・4・5・6」の状態で配当2倍で勝ったら両端の1と6を削って「2・3・4・5」にしてシステム続行、配当3倍で勝った場合には両端の数字を2つずつ削り「3・4」として次は7ドルを賭けての勝負となります。
こうして負けるたびに数字を増やし、勝つたびに数字を削って残りの数字がゼロか1個になったらシステム成功です。
オンラインカジノを攻略している実感を得やすい
モンテカルロ法は連敗初期の段階では1+Xの賭け金上昇となるため他の倍々に賭け金を増やすタイプのシステムベットと比べるとリスクを抑えて進行することが可能です。
しかし後半になるほど賭け金が上昇することに変わりはないのに加えて、モンテカルロ法にはメモした数字を減らし切ってシステムを完全成功させない限り利益が確定しないという弱点があります。
そのためモンテカルロ法を使うのであれば利益追求だけにこだわるのではなく、メモを取りながらゲームを攻略していく過程そのものを楽しむ余裕が大切になります。
事実オンラインカジノを攻略している実感を得るのにモンテカルロ法ほど手軽で向いた方法はないといえるでしょう。